各種遺伝子組換え動物の拡散防止措置の例
1.目的と経緯
現在、ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)などの充実によって、多様な遺伝子組換え動物の入手は容易になっています。マウス、ラット等のモデル実験動物における遺伝子組換え体の拡散防止措置については、国立大学法人動物実験施設協議会の取扱基準の中で丁寧に示されています。一方、それ以外の遺伝子組換え動物については、当協議会の前身の全国大学等遺伝子研究支援施設連絡協議会において、2011年から2013年の間に順次、代表的なモデル動物種に適合する拡散防止措置の例を公開してきました。
しかし、作成時からすでに12年以上経過しており、現状に合わせた改訂が必要と考えられました。そこで、作成当時にご協力いただいたNBRPなどのコミュニティの関係者の方々に再度のご協力を仰ぎ、併せて沖縄科学技術大学院大学様からご提供をいただいた英語版の改訂も行いました。この度、電子ブックとして日本語及び英語の改訂版の公開に至りましたので、ぜひともご利用いただけますと幸いです。
2.拡散防止措置の例の内容
(1) 動物の特性
(2) 拡散防止措置 (ハード要件:飼育室・実験室および設備等、排気、排水、開口部の措置、など)
(3) 拡散防止措置 (ソフト要件:飼育・実験時の遵守事項、組換え体の死滅方法、など)
(4) 拡散防止措置の例の図
(5) 具体例
2011年より本ページに掲載した8種の動物について、2013年12月に冊子体にまとめ、会員へ配布いたしました。その後、新規入会の会員に対しても会員特典として贈呈してきました。2025年4月に改訂版を発行し、同時に改訂版の英語版も発行し、電子ブックの形で会員専用サイトを通じて会員に配布しています。
※正会員・準会員:電子ブック(印刷可)、暫定会員:電子ブック(閲覧のみ)
遺伝子組換えカビ・キノコ・コケ等の拡散防止措置の例 は こちら
マニュアル&書式例