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代表幹事の挨拶

全国大学等遺伝子研究支援施設連絡協議会
会員各位
 
 この度、全国大学等遺伝子研究支援施設連絡協議会の代表幹事を拝命しました群馬大学の畑田出穂です。
 
平成28年より4年間代表幹事を務められた田中先生は、遺伝子組換え実験に関する様々な問題に向けて積極的な取り組みをされ、大学遺伝子協の発展に努められてきました。
 
例えば、各種遺伝子組換え生物の拡散防止措置の例などの各種マニュアルや審査のあり方などを示すことで、遺伝子組換え実験の安全管理の推進にされ、さらに、「Gene Driveの取り扱いに関する声明」でゲノム編集から生まれた新たな技術の適切な取り扱い方について方向を示されました。また大学遺伝子協主催の安全研修会で安全管理の知識の普及、さらに議論による様々な意見の集約に努められるなど多大な功績を残されています。このような田中先生のあとを受けて大学遺伝子協の活動を取りまとめ、さらなる発展を目指すという重責を考えますと身の引き締まる思いです。
 
現在、大学遺伝子協には遺伝子組換え実験を行っている国立大学法人、国立研究開発法人、私立大学、企業など90に迫る機関・組織が会員として加入されています。また今年のノーベル賞がゲノム編集の開発者に授与されたことからもわかるように、ゲノム編集の学術利用だけではなく産業利用による利用者の爆発的増加による、会員の増加も予想されます。このように新たな技術の発展により安全管理の社会的重要性は増すとともに、新たな問題も生じてくる可能性もあります。今後このような問題に取り組んでいく必要があると考えております。
 
本会は設立当初は①遺伝子組換え実験の安全管理と②施設及び関連研究の推進に必要な機器の共同利用で始まりましたが、現在は安全管理へのウェートが増加しています。従って、大学遺伝子協のミッションの見直しとともに、協議会の体制と事業内容、幹事会の構成員、連携先、さらにこれまで旧遺伝子実験施設のみが担当してきた総会の開催方法についての見直しが必要となっています。田中先生はこれを踏まえ大学遺伝子協改革の提言書を作成されました。今後、これを引き継ぎ組織の改革をおこなっていく所存でございます。
 
ご存じの様に新型コロナウイルス感染症の影響で、予定しております行事も開催できずいろいろとご不便をおかけいたしましたが、会として更なる発展ができるよう、なすべきことを行っていく所存ですので、会員の皆様には引き続きご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

2020年12月1日

代表幹事 畑田出穂 (群馬大学)